Vol.68 SUMMER 2019
世界が認める価値を生み出す
インバウンドから考える
海外の技術や文化を独自に加工し、高い評価を得てきた日本。一方、柔道や日本酒など、日本の伝統が海外で発展し、日本の競争相手となるケースも増えている。世界が認める価値を醸成し、グローバル企業競争に向けて備えるのは、今やあらゆるビジネスにおいて必要不可欠だ。近年、インバウンドの需要が増え、日本の良さが伝わる一方で、日本と競合するアイデアの上陸にも備えなければならない。柔軟さとブレない指針が、「世界が認める価値」を生む力になる。
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特集
世界が認める価値への視点とプライシング
高橋 俊宏
(株)ディスカバー・ジャパン『Discover Japan』統括編集長
ポール・クリスティ
The Japan Travel Company(株)代表取締役/ Walk Japan CEO
矢ケ崎 紀子
東京女子大学現代教養学部国際社会学科教授
公民連携からとらえる「日本版DMO」の課題と可能性
石黒 侑介
北海道大学観光学高等研究センター准教授/スペイン・バルセロナ大学ホテル・観光学院客員教授
体験の価値が新たな観光誘客になる
内田 有映
アソビュー(株)地域戦略部部長兼アソビュー総研所長
データ基点のインバウンド戦略とは?
萩野 良尚
(株)ナビタイムジャパン交通コンサルティング事業事業責任者
永森 枝里子
(株)ナビタイムジャパン交通コンサルティング事業統括マネージャー
人と人とをつなげる酒造り─島だからこそ、できること
尾畑 留美子
「真野鶴」5代目蔵元/尾畑酒造専務取締役
TOPIC 観光の幅広い研究や実務をサポートする『旅の図書館』
特別寄稿
〈“コモンズ型シェアライフ”で都市生活を豊かにする〉 第3回 “コモンズ型シェアライフ”が変える未来の社会と市場
竹之内 祥子
連載〈PR誌百花繚乱〉 第15回
『嗜好』明治屋 1911年
岡田 芳郎
特別寄稿 ニュー・トレンド
若いパワー、ミレニアル団塊は米国を変えるか?
楓 セビル
海外の教育・研究事情(英国から) 第2回
英国の研究環境
亀井 憲樹
Museum Report
クリエイティブ・キッチンレポート/企画展紹介
2018年度助成研究サマリー紹介①
大津 正和
Museum Report
クリエイティブ・キッチンレポート/企画展紹介
Information
2019年度研究助成対象者決まる ほか