Vol.78
これからのチーム・デザインを考える
コロナ禍は、仕事上のコミュニケーションを大きく変えた。リモートワークという、自由度の高い働き方は、多様なプロジェクトの誕生を促した。同時に、まだ会ったことのない人たちとのコミュニケーションなど、様々な工夫が求められる。
そんな中、個人と組織の間をつなぎ、多様な形態で活動できる「チーム」への関心が高まっている。個人とチームが共に強くなり、その知見を組織の強さに活かすという、ポジティブな循環に向けた動きが始まっている。
本特集は、「働く個人の自律」や「心理的な安全性」「パーパス」といったキーワードを通して、チーム・デザインについて考える。
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特集
“らしさ”で築く、強いチーム・カルチャー
中竹 竜二
(株)チームボックス代表取締役
自走する個人を育てる組織へ
軽部 大
一橋大学大学院経営管理研究科イノベーション研究センター教授
テレワークはなぜ疲れるのか─Zoom疲労、Zoomバーンアウトの原因と対策
久保 真人
同志社大学政策学部総合政策科学研究科教授
自律と協働のチームを作る
鈴木 竜太
神戸大学大学院経営学研究科教授
アカデミアの知見をビジネスへ。「 知」を横断するチームとは?
藤田 光明
サイバーエージェントAI事業本部 データサイエンティスト
柔軟なチームが社会を変える
加藤 健太
(株)エンファクトリー代表取締役社長CEO
「 首尾一貫感覚」が導く強いチーム
舟木 彩乃
(株)メンタルシンクタンク副社長/産業心理コンサルタント
Consumer Survey
研究支援調査データの活用事例と利点「COVID-19 を含めた環境要因が、QRコード決済アプリの利用行動に与える影響 ─マルチ・レベル・パースペクティブ 理論を背景に─」 ( 髙橋ほか 2021)の研究事例を通じて
髙橋 広行
同志社大学商学部教授
消費パラダイムシフトの現場 第41回
ローカル発、食の個人起業にチャレンジする
竹之内 祥子
「食」を変えていく新視点 第3回
シェフの未来をつくるパラレルキャリア
柴田 香織
2020年度助成研究サマリー紹介③
杉谷 陽子 川村 洋次 佐々木 裕一 藤浪 遼太郎 劉 玉婷
Museum Report
企画展紹介
財団インフォメーション
第19回「助成研究吉田秀雄賞」受賞研究決定 ほか