Vol.87

循環を成長へ、サーキュラーエコノミー

経済活動と同時に、サステナビリティへの取り組みが企業に問われる時代。
これまでも環境問題の解決を目的に様々な活動が世界中で進められてきたが、課題は複雑化している。
資源循環と経済成長を結び付けた「サーキュラーエコノミー(CE)」が欧州で発表され、削減目標から成長戦略への転換がうたわれた。
日本でも新しい概念として紹介され始めたCEだが、省資源化と経済成長という、相反する要素を持つCEは立場によって認識が異なり、評価も定まっているとはいえない。
今後、この国独自の循環経済が構築されることを期待したい。

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循環する経済がビジネスを変える
梅田 靖
東京大学大学院工学系研究科附属人工物工学研究センター教授
サーキュラーエコノミーの実現に向けた 転換と情報発信
田崎 智宏
国立環境研究所資源循環社会システム研究室長
廃棄物・資源循環に「経済的価値」を与える
笹尾 俊明
立命館大学経済学部教授
「地域循環共生圏」に向けた取り組み ―北九州市の事例から
松本 亨
北九州市立大学環境技術研究所教授
サーキュラーエコノミー社会をつくる クリエイティビティ
諏訪 光洋
株式会社ロフトワーク代表取締役社長
食を通して笑顔をつくる
續木 智志
キユーピー株式会社経営推進本部 サステナビリティ推進部環境チーム チームリーダー

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