研究助成
広告をはじめとするマーケティングおよびコミュニケーション領域の学術研究を⽀援しています。中⼼的事業である研究助成は、これまでに900件に上り、延べ1700名もの研究者に助成を実施してきました。これら事業活動を通じて、対象領域における理論の深化と、将来を担う⼈材の育成を⽬指しています。
研究助成
財団創設以来、継続的に実施している当財団の中⼼的事業です。
広告・広報・メディアを中⼼とするマーケティングおよびコミュニケーションに関連する分野の研究者を対象としています。
⼤学に所属する常勤研究者および⼤学院⽣から研究プロジェクトを募集、外部の学者グループからなる選考委員会において助成対象を選出します。現在までの助成件数は約900件、1700名にのぼり助成⾦総額は、約10億円に達しています。
研究⽀援のための調査
助成研究⽀援の⼀環として当財団では消費者調査を年2回実施しています。 調査データは、⼀般の研究者による⾃由な活⽤に資するために、ローデータを無償で公開しています。
なお、当財団の研究助成を受ける研究者は、上記の調査に回答したモニターパネルを対象として⾃⾝のテーマに応じた独⾃の調査を実施することができます。詳しくは、研究助成募集要綱をご覧ください。
助成研究吉⽥秀雄賞
この賞は財団が⾏った助成研究の中から、特に優れた成果を褒賞するものです。毎年11⽉9⽇、吉⽥秀雄の誕⽣⽇に贈賞式を⾏っています。
賞状の他に以下の副賞を⽤意しています。
常勤研究者の部
・吉⽥秀雄賞 100万円
・準吉⽥秀雄賞 50万円
⼤学院⽣の部
・吉⽥秀雄賞 30万円
・準吉⽥秀雄賞 20万円
各賞1件以内とし、必要に応じて奨励賞を設定しています。
また、選考委員会から推薦のあった⼤学院⽣の受賞者に対しては海外研究発表のための費⽤(30万円)を⽀援します。
吉⽥秀雄国際学術賞
当財団では広告・マーケティング分野の研究の振興を⽬的に、国際的な業績を挙げた研究者を顕彰する「吉⽥秀雄国際学術賞」を制定しています。過去に当財団の助成を受けた研究者の中から、当該分野の国際トップジャーナルにおいて論⽂を発表した研究者を褒賞します。
出版助成
マーケティングおよびコミュニケーション分野における優れた研究成果の普及を図るため、出版経費の⼀部を補助する助成事業を⾏っています。募集は3⽉と10⽉の年2回です。選考委員会による査読を経て、助成の可否を決定します。
事業助成
マーケティングおよびコミュニケーション分野の振興に積極的に取り組んでいる団体の事業のうち、とくに公益性の⾼い学術・研究的事業を助成しています。事業助成審査委員会による審査のうえ、助成を決定します。
委託研究
社会環境の急激な変化によって、わが国におけるマーケティング・広告研究の領域も⼤胆な⾰新を迫られています。その活性化を図るため、個別の研究助成では実施困難な、⼤規模かつ⻑期的な研究テーマを設定し、研究者グループに対し研究委託を⾏います。
直近の研究成果
「未来がつくる広告 2020循環型情報社会のマーケティング・コミュニケーション」
(2014年発⾏)
助成実績
1965年の創設以来、当財団は多くの研究者を⽀援してきました。
下記のリンクから過去の助成実績と助成者コメントをご覧いただけます。